ドラム缶製造:日鉄住金ドラム

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技術情報

ドラム缶に関わるハイレベルな技術開発を目指して

1.技術開発の必要性

平成元年当社は国内ドラム缶メーカーとして初めて技術センターを設置し、今日に至っています。最近のドラム缶の向け先は大半が化学製品向で、他は石油・塗料・食品向等となっています。
化学製品は産業の高度化・複合化に伴ない、多種多様な新製品が続々と出現し、それを保管する代表的な容器としてのドラム缶に要求される品質も厳格化・高級化の一途をたどっています。
このような状況に対応したドラム缶に関する技術開発を積極的に推進することが求められておりこれが正に技術センターの使命です。



2.ドラム缶製造プロセス革新

ドラム缶は薄鋼板を素材とした極めてポピュラーな容器ですが、その製造プロセスは、プレス・溶接・化成処理・塑性加工・接合・塗装など、薄鋼板の利用加工技術が全て網羅されています。これらの製造プロセスの高効率化・高品質化・低コスト化を実現する為の技術開発が不可欠です。前述の利用加工技術項目の中からドラム缶独自技術として開発するもの、他産業にて開発された技術をドラム缶に適用するもの等を有機的に組み合わせ、当技術センターでは技術開発を推進しています。
直近では、コンピューターシュミレーション技術を用いた有限要素法による、ドラムの加工・性能解析も手がけています。



3.信頼される活動を目指して

ドラム缶に充填される内容物は日々進化、変遷を遂げており、顧客が新製品を開発する度に、ドラム缶の最適仕様に関する相談があります。当技術センターは、過去の長い経験に根ざしたデーターを活用しつつ、種々の試験を行い適格に対応しております。加えて顧客の求める技術データーの提供及び技術解析も行なっております。
これらの活動がCS活動(カスタマーサティスファクション)であり、これを長年実施していく中で、ドラム缶需要家との連携強化を図っております。



4.商品開発

高耐食性を有するステンレス鋼板を素材としたステンレスドラムが一般的に流通していますが、廉価型ステンレスドラムも商品化が可能です。 合わせて、内面の防食強化を狙った塗装技術、あるいはプラスチックを応用した新商品の開発にも取り組んでいます。